男一人で生活していた時には知らなかったり習慣に無かったことが、嫁と暮らす様になってから変わったことというのがいくつかある。
女性からすれば当たり前のことも男から見ると新鮮だったり、逆に男にしてみれば当然のことも女性の目には全く違って映ったりする、という男女の違いというのは結構あると思う。
例えば、すっかり寒くなってきた今日この頃、空気が乾燥しているせいか、この季節はいつも掌がカサカサになって調子が悪い。
とは言え、それは毎年のことで仕方ないものという認識が私にはあったのだが、先日嫁から助言を受けた。
「ハンドクリームつければ?」

なるほど!
いや、ハンドクリームとはそういう時のために存在していることは勿論存じていたが、一人で暮らしていた時はわざわざ「買って」「持ち歩いて」「つける」という習慣はなかった。
このように、自分には無い習慣を見るというのは結構興味深いものである。
他にも、昨日嫁が洗顔後にスキンケアをしている際にも発見があった。
私には細かな役割やタイミングは分からないが、化粧水をつけたりクリームを塗ったりと色々な行程があるのだなぁとその様子を見ていた。
「それは全部やらないとあんまり効果がないものなの?」
「まぁその方がより吸収されて効果的なんだよ」
「それはセルみたいなこと? 化粧水が17号でクリームが18号的な!?」
「……は?」
ドラゴンボールを例に出した時の共感度合いにも男女の差があることを発見しました。