「電子書籍」と「紙の本」を比較した場合のそれぞれ良いところ
この「電子書籍」が結構便利で、最近よく利用するのですが、 調べてみると平成26年の総務省の調査で、 日本全体での利用率は約2割程度らしいですね。
総務省|平成26年版 情報通信白書|コンテンツ及びサービス利用の変化
総務省|平成26年版 情報通信白書|コンテンツ及びサービス利用の変化
かく言う私も、最近使い始めるまでは、「 何だかんだ言って紙の方がいいだろー」 って感じの印象だったのですが、実際使ってみると、 それまでとはちょっと違った印象も抱きましたので、 折角ですからまとめてみました。
「電子書籍」と「紙の本」の特徴
上記の様に「紙の方がいいだろー」という考えを持っていたのも、 実際に使ってみて使い辛かった等という理由ではなく、単純に「 何となく」でした……
しかし、「使ってみたら意外と良かった」点が多かったです。
勿論、「それでも『紙の本』の方が良い」点もあったので、 それぞれのメリットについて感じたことを挙げてみます。
「電子書籍」のメリット
その場で買える
これが個人的には一番大きいことかも知れません。
家でネットでも見ていて、「欲しい!」 と思ったらその場ですぐ買えちゃいます。
「紙の本」で買おうと思ったら、 通販で注文するか書店で購入するかをしないといけませんよね。
となると、通販でも手元に来るまでには時間が掛かりますし、 書店に行く場合は、 更に営業時間内に店舗に足を運ぶという時間的な制限が掛かります 。
それが「電子書籍」だと楽です。
検索して目当ての本があれば選択するだけ。
書店で本棚を探したり、 足を運んだのに在庫が無かったーという思いもしなくて済むのがあ りがたいです。
安く買えることが多い
これも結構言われていることですよね。
通常価格であっても、「電子書籍」の場合は「紙の本」 よりも安いことが多いです。
加えて、結構な頻度でセールも行ってたりするので、 その時であれば更にお安く買えちゃいますし、 そこにクーポンが利用出来ればもっとお得に入手出来ちゃいます。
ちなみに、冒頭で書いた『新しい文章力の教室』は、「紙の本」 だと1404円という表示だったのですが、 セールとクーポンが重なって最終的には509円でした。
これはかなり大きい!
ポケットに入る
あとはやっぱりこれだと思います。
まとまった読書の時間などを取れなくても、 空いてる時間にちょくちょく読み進めていきやすいですね。
「紙の本」のメリット
手に取れる
何だかんだ言って、やっぱりこれは大きいですよね。
作品毎に異なるカバーの質感だったり、 背表紙やカバーの内側まで楽しめるのも「紙の本」 ならではですよね。
あとは、読んでいる途中の時に「ここまで進んだ」 というのが分かりやすいのも「紙の本」だと思います。
発売が早い
先日も、新刊が出る度買っている『ゴールデンカムイ』 の9巻が2016年11月18日に出たと聞いてBookLive で探したのですが、「電子書籍」 版の販売は2016年12月19日とのことでしたので、 作品によっては結構日が空くものなんですね。
予想外の出会いがある
特に買いたいものがあるわけでは無いけど書店を訪れるということ って時々ありはしないでしょうか。
そういう時にふと気になった本を手に取り、 買って読んでみたら面白かったというのは「紙の本」 ならではの楽しみだと思います。
勿論、「電子書籍」のウェブ上のストアでも、「話題の新刊」や「 あなたへのおすすめ」という形で表示はされますが、 自分が意図していなかったものとの出会いは実際の店舗を見て廻っ ている時の方が割合が高いと感じます。
まとめ
結局どっちも良い!w
見も蓋もない結論ですが、 要はそれぞれの良い所取りをして使い分けるのが一番だと思います 。