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5.5帖/2LDK

夫視点で綴る夫婦のこと。【妻黙認ブログ】

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B′zの『恋心』が14年の時を越えて我が家で流行る

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仲間内だけでの突発的な流行というものがある。

恐らく経験したことのある方も多い事象だと思うが、うちの夫婦間でも最近それがあった。きっかけは、何となく見ていたテレビの音楽番組にB′zが出ていたことだった。

 

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懐かしの映像ということで『恋心(KOI-GOKORO)』という曲が流れていた。
昔聞いたことのある曲だったので、私も懐かしく、一緒に見ていた嫁に話しかけた。


「これ松本に相談する曲だよねー」
しかし嫁の方はこの曲をよく知らなかったようで「何それ?」という反応だった。

 

読んでいる方の中にも知らない方がいるかもしれないので説明すると、まず、この曲は稲葉さんの目線で描かれている。想いを寄せている女性がいるものの、チャンスが無くなかなか距離を縮められないでいることに悩んでいる、といった内容だ。

 

そしてこの曲の2番にその場面が出てくる。

すこし長めの髪揺らして
泣いているあの娘を見た
なにかな なんなんだろうなベイビー
涙かわいや つきあいたい

松本に相談しようか、でもたぶんひやかされるからやめとこう

 

説明するまでもなく、この「松本」というのは、B′zでギターを担当する松本さんだ。
嫁もこの「松本に相談する」というフレーズを気に入り、そこから我が家ではこの言葉が流行した。

日常の中で何かの選択に迫られた時、我々はそっと心の中の「松本」に相談をするようになった。

 

例えばある日、嫁からLINEで連絡が来る。
「今日帰り遅くなったから、夕食は出来合いのもの買って簡単に済ませるで良いかな?」
「松本に相談してみたら?」
「そーだね!…………松本が『……いいよ』だって!」

 

 

また別の日、スーパーで嫁が言う。
「今日は仕事頑張ったから、贅沢なデザート買って良いか松本に相談してみる!」
「うんうん、そうしなー」
「松本が『……いいよ』ってー!」

 

 

勿論、我々は一回たりとも「松本」に会ったことはない。寧ろ、話しているところを映像でしっかり見たこともあまり無いくらいだ
しかし、我々の中で「松本」の人となりは確立されていた。
曲中、「稲葉」は結局のところ「松本」には相談はしなかった。『でも多分冷やかされるからやめとこう』と、思いとどまったわけである。
だが、私たちの心の中の「松本」は違った。
決して冷やかしたり等せず、いつだって紳士的で、穏やかな声で常に我々夫婦を肯定してくれる存在だった。しかも、よく考えもせず只々返事をするだけでなく、「……」の間にちゃんと熟慮した上での「……いいよ」なのだ。

二人は「松本」を信頼していた。そして、「松本」も私たち二人を信じてくれていたと思う。

 

そんなある日、嫁は言った。
今日寒いからおふろ入らなくても良いか松本に相談しよっかなー」
「ダメだよ」
「いや、松本に……」
「ダメだよ」

 

 

妻よ、「松本」も万能ではない。

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