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5.5帖/2LDK

夫視点で綴る夫婦のこと。【妻黙認ブログ】

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「尻振り師」について

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ありがたいことにコメントを頂きましたので、今回はそちらに関する記事を書こうと思います。

こちらの記事のコメントの中で疑問として挙げられていた尻振り師」なるものについて、昔のメモに残っていた妙なキーワードでしたが、思い返してまとめてみました。

 

先に断っておきますが、本当にくだらない内容なので覚悟してご覧ください。
(以下、普段の文体に戻ります。)



少し前のこと、私と嫁はNHKで放送されているタイムスクープハンター』にハマっていた。
内容としては、タイムスクープ社という機関がタイムワープ技術を駆使し、あらゆる時代にジャーナリストを派遣することで、当時の人々の営みを映像で記録していくという設定のドキュメンタリードラマ風歴史教養番組だ。

そのタイムスクープハンターに、『速報セヨ!旗振り通信』という回があった。
これは、当時全国の米相場の基準であった大坂の米相場をいち早く江戸に伝える為の手段であった。
見通しの良い山で、旗振り師と呼ばれる人間が、旗を振る位置・回数・順序に意味を込め行うことで情報を伝達し、次の中継地の旗振り師は望遠鏡でそれを確認した後に次の山へ向かって旗を振るという手順である。
江戸時代からの伝統であるこの旗振りを、番組の主役であるタイムスクープハンターの沢嶋雄一が、一人の旗振り師とその弟子に密着することで取材する。

しかし、『タイムスクープハンター』はただ事実を伝えるだけの番組ではなく、ドラマである。毎度、取材中に何かしらのアクシデントが発生するのだ……

ある日、師匠である旗振り師が怪我をしてしまい、旗を振ることも山へ登ることも出来なくなってしまった。それでも中継を途切らせることは出来ない。明くる日、弟子は一人で旗を振る為に山のに登った。

 

しかし、悪いことは重なる。山に登った弟子は、大事な仕事道具である望遠鏡を盗賊に盗まれてしまったのだ。
格闘の末、何とか望遠鏡を取り戻した弟子は、前方の山を確認して伝達情報を読み取る。
あとは旗を降って先に伝えるだけだ。


しかし、今度はその旗が無い!

 

先ほどの盗賊との格闘の最中、谷底に落とされてしまったのだ。
旗振りはその早さと正確さが重要である。
自分がそこで遅れを出してしまえば、それがその先の大きな取引に損失を出してしまう……

そこで弟子は、自分の履いていた赤いふんどしを木の枝に結びつけ旗振りを行うことで見事にその大役を果たしたのであった!

 

 

何とも素晴らしい話である。
私はしみじみと物語の余韻に浸っていた。
きっと一緒に見ていた嫁もそうだろう。私が同意を求めるべく隣に目をやると彼女は口を開いた。

そんなに急いでたなら木になんか付けないで、ふんどし履いたままお尻降ったらいーのに」

これが、どんな歴史書にも載ってない、「尻振り師」誕生の瞬間である。


ね、くだらない話でしょ!?w

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